満を持して2020年1月10日(金)に、「モンゴルと日本の架け橋コンサート」が東京の中野区にて開催され、大成功を収めることができました。この場をもちまして皆様にご報告させて頂きますとともに、応援頂きました皆様に心よりお礼申し上げます。
★モンゴルの伝統民族楽器の演奏に乗せて、遊牧民に伝わる最古の伝統楽器の一つで希少な木管楽器「ホルガンチフ(子羊の耳)」と「リンべ(横笛)」のパフォーマンス、およびモンゴルの伝統的歌唱法「ホーミー(喉歌)」のパフォーマンス
★モリンホール(馬頭琴)、ヨーチン(揚琴)、ヤタガ(モンゴル琴)、イフホール(バス馬頭琴)、口琴、ジャンベ(打楽器)、ギター、チェロなどのモンゴル伝統楽器演奏とモンゴル民族舞踊のコラボレーションパフォーマンス
★モンゴル伝統楽器と日本の和太鼓のコラボレーションパフォーマンス
数百人の方にご来場頂き、ご鑑賞頂きました観客の皆様からは、ありがたいコメントをたくさん頂戴しましたので、代表して以下にメッセージ2件、ビデオ1件を紹介させて頂きます。
- 2020年1月10日「モンゴルと日本の架け橋コンサート」@なかのZERO小ホール、素晴らしいコンサートでした!コンサートは上手にモンゴルから来日したバンド「フスグトン」の6人が、下手に日本で活躍する「イフタタラガ」5人が並び、1部、2部とも基本はこの形で舞台は進行。その中に、
バトツェツェグさんのモンゴルオルティンドーと馬頭琴たち、
オットホンバイラさんのすてきな南モンゴルの民謡、
和太鼓の濵野友也さんとバンドの素晴らしいコラボ、
今回の企画のナギーさんとブルマーさんのダンス(これもコンセプトやストーリーが感じられる素晴らしいもので、パンフをみたら、バヤルバータル振付の現代創作舞踊だった)、
が入ってくる構成。そのひとつひとつのクオリティーの高さがすごい!最初と最後に2つのバンドが合同演奏、あとは基本二つのバンドが交互に2曲づつ演奏していくスタイル。この構成が、話にきく馬頭琴奏者のジョノンハルを聞かせあう様子を思い起こさせる、スリリングで、楽しく競い合うような、素敵な雰囲気をつくっていました。2つのバンドの個性がとてもよく感じられて。「フスグトン」は高い音楽性とアンサンブルが本当に素晴らしく、民謡のアレンジ、ホーミーを取り入れたコーラス、口琴(すごかった!)の聞かせ方などなど見所満載。どの曲も本当にいい演奏でした。
2バンド合同で演奏したアリさん作曲のホーミーの大曲がきけてよかった。ボルドーさんのホーミーもフィーチャーされていました。「イフタタラガ」は洗練されたメロディー、琴やヨーチンに支えられて馬頭琴の難易度の高い技術をたくさんみせてくれて、会場から掛け声がかかっていました。バトエルデネ氏作曲の「狼の襲歩」は聞きごたえがありました。また故・山川泉氏を偲んでの「見上げてごらん夜の星を」はイフタタラガのドルギオン氏があたたかな素晴らしいソロを聞かせてくれました。音響も大変よく、繊細な民族楽器の音色をよく拾って、ストレスなくバランスよい音で安心して聞けました。(モニターも各人にあって贅沢なセッティングだったと思います)照明も工夫されていました。
司会・翻訳も丁寧で、白鵬さんも舞台に上がり華をそえ、いままでの日本で行われるモンゴルコンサートとは、また一味違った感じの、若い世代の台頭を感じさせる素晴らしいコンサートでした。
企画のナギーさん、中藤さん、出演の演奏家の皆さま、スタッフの皆様、素晴らしいコンサートをありがとうございましました。
またぜひ第2回を。楽しみにしています。
- いろんな国の音楽は好きなのですがモンゴルはノーマークだったので本当にいい機会でした!民族音楽で女性ボーカルが特徴的な声で歌うのをよく耳にしますが男性ボーカルは特徴的なものがあまり見当たらなかったので何かないかと求めていたところでした。そんな時にホーミーをちゃんと聞けてすごく刺激になりました。見上げてごらん夜の星をでは一番左で馬頭琴を演奏してる方が印象的でした。繊細な高音を奏でた時はたまらなく感情がこもっていて思わず泣けてきました。映像が残っていたらまた見てみたいです。
フスグトゥンのCDを買って3人のメンバーにサインをもらえました!
残りの3人にもサインをもらいたいのでまたコンサートなど機会があったらぜひ行きたいです。
なんだか興奮でまとまりのない文章になってしまい失礼しました。
モンゴルについて興味を持ったのでいろいろ知っていきたいと思います。