コロナ禍のモンゴル

コロナ禍で誰しもが過去の日常との決別を迫られている世の中ですが、皆様お元気にお過ごしでしょうか?

遡ること2020年11月11日、モンゴル政府は、新型コロナウイルスの初めての国内感染者が確認された旨を発表しました。同国では厳しい対策を敷いており、入国後すぐの空港検疫などでの感染発覚を除いた「国内感染」は同時点まで確認されていませんでした。世界が新型コロナウィルスのパンデミック(世界的大流行)に巻き込まれ始めたのが2020年初頭であり、日本も同年4月には緊急事態宣言が発令されるほどの感染者数に達していたわけですから、同年11月までたったの1人も国内感染者を出さなかったモンゴル政府の対策は素晴らしいものだったと思います。

一方Reuters COVID-19 TRACKERによると、2021年4月5日現時点では、モンゴルの新型コロナウイルス累計感染者数は10,218人(死者11人)、1日あたりの新規感染者数は457件。これに対し、日本の累計感染者数は486,488人(死者9,249人)、1日あたりの新規感染者数は2,411人。

参考:日本の総人口1億2557万人(2021年1月1日時点 総務省統計局)に対して、モンゴルの総人口(2019年、モンゴル国家統計局)は329万6,866人なので、日本はモンゴルは日本のの約38倍。

~皆様、くれぐれもご自愛ください。~